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「 アメリカ 」 の記事一覧
副大統領候補
アメリカの副大統領候補が決まりましたね。
共和党はペイリン。民主党はバイデン。 共和は若さを、民主は経験をという形で両者ともに、 自分の弱点を補う形となりました。 この結果どうでしょうか?補うどころか方向がわからなくなる という見方が増えてきているようです。 安定を目指す人が、たった二年しか州知事の経験のない女性副大統領を支持できるでしょうか? 変化を目指す人が、長年にわたって民主を支えてきた人を支持できるでしょうか? 有権者は混乱しているのではないでしょうか? アメリカ Comment(0) TrackBack(2) Top↑ 2008.04.30 Wed人種問題回避も限界では?
久しぶりに米大統領選の話題を。
オバマは、自身が師事していた黒人牧師によって白人を敵視する発言が繰り返されていることを受けて、とうとうライト牧師と決別宣言をした。ペンシルベニアでヒラリーに負け、ますます民主党指名争いの行方が混迷しているところに、この自身が師事していた牧師の発言は痛い。白人票の囲い込みの為には、この問題を早急に解決したいところだろう。 先月にライト牧師の発言が問題になった際には、オバマは「彼(ライト牧師)の発言は適切ではない」という表現に留め、人種問題は根強い問題で解決されなければならない、といった程度の言及しか行わなかった。しかし、今回は「ばかげた発言で怒りを覚える」「彼はもう昔の彼ではない」といった形で、決別を表明した。そこで問題になってくるのが、オバマは人種問題について具体的にどう対処していくのか、という問題だ。 立候補当初から、オバマは人種問題についての言及を徹底的に避けてきた。それは、自身が黒人ではありながらも奴隷の直接の子孫でないこと。黒人が合衆国国内における最大のマイノリティー集団でなくなってしまっていること(現在の最大のマイノリティー集団はヒスパニック系)。ヒラリーがヒスパニックから強い支持を得ていること。クリントン前大統領が年配の黒人に人気があること。などさまざまな事が考えられるが、もう人種問題に触れずにというのは限界ではないだろうか。 この合衆国が抱える最大の問題のひとつ、人種問題についてオバマがどう乗り越えようとしているのか、そのビジョンに注目したい。また、選挙においてこの問題にどう対処していくのだろうか。注目です。 アメリカ Comment(0) TrackBack(0) Top↑ 2008.03.21 Friようやく
このまま閉鎖されてしまうのかと思えたこのブログも久々に更新です。
昨日の話題ですが、米大統領選で民主党指名争いをしているオバマ上院議員がようやく人種問題について言及しました。「ようやく言及した」とはいえど、「言及せざるをえなかった」というものだったと思います。それは、オバマが師事する黒人牧師が「金持ちの白人が支配するアメリカ」というような白人を敵視するような発言、説教を繰り返してきたことが明るみになったことによるようです。それに対してオバマは、彼の発言は間違っているとライト牧師の批判する一方、発言の背景にある黒人の厳しい状況を訴えました。 これまで、オバマは人種問題、人種差別についての言及をほとんど行っていませんでした。その代りに、妻のミシェルが人種問題の改善を訴えるという形で選挙運動はすすめられてきました。その背景には、複雑な事情があると思われます。第一に、オバマ自身が「奴隷の子孫」としての黒人でないことです。それは、現在黒人社会が抱える「奴隷の子孫」としての黒人とそうでない黒人との感覚のズレをオバマの発言によって露呈しかねない、という問題です。第二には、黒人がアメリカ合衆国における最大のマイノリティーではなくなってしまってきていることです。安易に黒人を中心に人種問題を扱うことができなくなってしまっているのです。そして第三には、ビル・クリントンが人種問題の解決に一役買ったということです。ビル・クリントンは年配の黒人から「息子」と呼ばれるほど黒人の支持を集めていたので、下手な発言をすればヒラリーに黒人票を与えかねなくなってしまっていました。 このように大きなリスクがあることから、人種問題への言及を避けてきたオバマがとうとう人種問題への言及を行いました。20日付朝日新聞朝刊では今回のことを、『人種問題という「パンドラの箱」を自ら開けたことで、今後それを乗り越える力量が問われる。 』と表現しています。今後のオバマの動向に注目しています。 アメリカ Comment(0) TrackBack(0) Top↑ 2008.02.21 Thu決まりつつある党代表
更新を怠っているうちに随分とアメリカ大統領選挙に動きがありました。共和党は、ロムニー前マサチューセッツ州知事撤退表明をしたことから、ほとんどマケイン上院議員が候補指名を確実なものにしました。民主党は依然としてオバマ、クリントンの熾烈な争いが続いていますが、スーパーチューズデー以降流れは完全にオバマですね。一応、3月4日の予備選挙までは確定されないでしょうが、現状ではオバマがかなり候補指名に近付いている模様。
予備選挙が始まった1月は、ブッシュ政治の反動から大統領選挙では民主党の候補者が勝つのではないか、という意見が多く聞かれましたが、最近になって様相が少し変わってきたようです。イラク問題に積極的に派兵するなどの姿勢を示しているものの、彼のイメージには「一匹狼」というものがあるので、ブッシュの影を色濃く引き継がないでいるのが彼の強みでしょうか。ただ、高齢であるため「変化」を求めるアメリカ人からの指示を受けにくいというのが弱みですね。一方、オバマは「変化」という言葉をぐいぐい押して支持を得ているのですが、具体的な政策を国民に提示し切れておらず、また外交経験がないことが弱みですね。毎度同じ結論になってしまっていますが、やはり今年の大統領選挙は最後までわかりませんね。 アメリカ Comment(0) TrackBack(0) Top↑ 2008.01.20 Sunジーナ6
少し気になっていた記事について。2008年1月16日付朝日新聞国際に、「ジーナ6事件」が採り上げられていました。
ます事件の経過から整理してみたいと思います。舞台はルイジアナ州のジーナ高校。この高校の校庭には黒人生徒は座れないという暗黙の了解があり、白人生徒しか集まらないことからWhite Treeと呼ばれる木がありました。06年夏に、黒人生徒らがこの木に座る許可を学校に求めると、翌日には人種差別・リンチの象徴である「首つり縄」がつるされていました。この行為は「ただのいたずら」と判断され、実行犯の白人生徒3人には停学3日の処分が下りました。これを機に06年12月、1人の白人生徒を殴り倒したとして黒人生徒6人が逮捕されました。これがジーナ6です。被害者は顔は腫れ上がったものの、当日の学校行事に参加できるほどの怪我だったそうです。しかし、黒人生徒らの容疑は「殺人未遂」とされたのでした。 少年は第一審に殺人未遂罪に問われ通常の裁判所に起訴。10ヶ月間成人と同じ拘置所に拘留されていました。第二審で少年裁判所に審理が移された後、少年は司法取引の応じて暴行罪を認め現在は釈放中とのこと。黒人側は、この問題の背景には人種差別の根が未だにある、と主張し、白人側は報道自体が誤っており誤解(そのような木自体存在しない、縄は高校のロデオチームに対する冗談)である、と主張。 アメリカでは人種差別是正に対して、現在その逆差別性などが問題にもなっているが、ひとつ分かるのは未だに人種をめぐる意識・問題は深く残っているということでしょう。人種差別の問題は決してゼロになることはないかもしれませんが、当然改善されていくべき問題ではあると思います。また、このジーナ6の事例からもアメリカの監獄社会の問題が挙がっています。 木につるされた縄について、余談ではありますが、日本のテルテル坊主もそういった意味で誤解されやすいので、もし身近に黒人と接する機会がある人は配慮が必要となると思います。 | |
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